活動レポートReport

【番外編】6年振りに石巻海さくらを訪問しました!!

2023年3月26日(日)、『石巻海さくら第115回おらいのumihamaそうじ』に
参加してきました!!

東日本大震災の最大の被災地であった石巻市と女川町に赴き、
伝承施設や遺構、そして復興を遂げた町を自分たちの目で見て、
空気に触れ、自然と人との関わりについて学び考える機会にしたかったこと、
情報共有の機会として、他の海さくら仲間の活動を一緒に体験し、
海さくらビーチクリーンには正解がないこと、
いや、各地で考えながらやっていることがその土地での正解であることなど、
いろんなことを学べたらという思いがあって、神戸海さくらメンバー5人で向かいました!

ビーチクリーン当日は、朝からあいにくの雨・・・
それでも現地には、カッパを着て集まった方々が20人以上!!!

神戸海さくらの専売特許かと思っていたら、さすが石巻も凄過ぎる!!!

今回清掃した狐崎浜小祝は、ほとんど人が来ないんじゃないかというほど辺鄙で遠く、
地形的にも流れ着く漂流ごみが非常に多いんですが、
誰が見てるとか見てないとか関係なく、汚れてる海岸は綺麗にするのが海さくらスタイル!
2時間の活動でごみも根こそぎ拾い、来た時とは見違えるほどスッキリ綺麗になりました〜♪

そして、やはり場所によって流れ着くごみの種類は大きく変わることを、
身をもって体感することができました。

また、前日には、東日本大震災津波伝承館、震災遺構、見事に復興した女川駅前を訪問。
大切なものを失った方々が、同じ悲しみが二度と起こることがないよう、
未来に向けたメッセージを読んで心が痛み、強さを尊敬し、
帰りの車内では、メンバー全員ずっと無言。。。

これは、神戸も同じこと。
絶対に後世に伝え続けなければならないという思いを改めて強く感じました。
自然の力も偉大だけど、人の力も偉大、復興を遂げ賑わう女川駅前を見て、
とても嬉しい気持ちになりました!!

ちょっとだけ注目されるようになった今だからこそ改めて・・・
ぼくたちは、褒められたい訳でも、目立ちたい訳でもなく、
誰かが見てても見てなくても関係ない。
地元の海をそれぞれの場所で、それぞれの想いで綺麗にする団体。
他の海さくらを訪問する度にいつもこの原点を感じます。

・・・と長くなったし、おしゃれでクールな神戸海さくらのイメージと少し外れ、
実は、熱苦しいスタッフの集まりなんだということに少し触れたところで終わります。笑

ビーチクリーンの詳しい様子は、石巻海さくらのホームページをご覧ください♪
↓↓↓
■清掃レポート 2023/3/26 第115回おらいのumihamaそうじ@狐崎浜小祝
(※石巻海さくらのホームページへ移動します)

今回のビーチクリーンは、狐崎浜小祝!6年前とはまた違う場所です。
石巻海さくらは、宮城県内の海岸を順番に掃除しています。
まずは、ご挨拶から始まり、一日の流れを説明していただいてます!
メンバーも、真剣そのもの!!雨なので、全員レインコート着用です!
ごみの分別は、各団体(地域)によって違いがありますね。
そして!恒例の「おらほのラジオ体操」!!地元の方言で喋っているラジオ体操第一です!
大きな養殖用ブイがたくさん打ち上がっていました。
そして、海岸のすぐ後ろは急斜面となっており、海から来たのか、上から落とされたのか、
斜面にはゴミがたくさんありました。
みんなで、黙々と拾います。
石巻海さくらの方が、記念撮影してくださいました♪嬉しい♪
そして、拾ったゴミはこの量・・・たったの1時間弱です!!
最後、参加者の皆さんと一緒に感想を発表し合いました☆
そして、恒例の記念撮影!石巻海さくらオリジナルポーズです♪
ここからは、前日に訪れた被災地の様子。
「みやぎ東日本大震災津波伝承館」です。
津波の恐ろしさを改めて感じました。
写真にはありませんが、映像ルームもあり、当時の映像も見ることが出来ました。
こちらは、「石巻市震災遺構門脇小学校」。
常日頃から避難訓練をしていた為、先生含め全校生徒が裏山へ避難し、助かることが出来ました。
震災遺構として後世に語り継ぐために、当時のまま残されています。
横の壁面には、どこまで波が襲ってきたか記録されています。
カーテンが燃えてしまっているのは、津波による火災が原因です。
逆の横からは、教室の内部が見学できました。
小学校の隣に併設されている資料館では、ひしゃげた消防車も展示されていました。
こちらは、「東日本大震災遺構 旧女川交番」。
津波によって交番が根本から倒されました。
コンクリートの柱ですら折ってしまう自然の力は本当にすごいと感じました。
交番を囲うように、女川まちづくりの経緯がパネルで展示されていました。
こちらが、復興した女川駅前。おしゃれな商店街になっていました!!
こちらが女川駅。
これにて、終わりです。
皆さんも機会があれば、是非訪れて欲しい場所です。